とりあえず、この型を使い鋳込むことにします。計画では左右に二つ割りですが、「へ」の字にならないように、すれば、なんとか鋳込むことはできそうです。（ダメもとです。） 湯口をセンターに作ります。大きさは１㎝位とし、空気抜きも兼ねる大きさとしました。（写真③）
次に、キール本体とをつなぐ差込口を作ります。アルミの空き缶を切って作成します。ハサミとエッチング用ベンダーを使いました。鋳造用語では中子と言います。（写真④）
鋳砂を準備します。花壇の土を使います。お菓子の金箱に入れることとしました。深さは8ｃｍ位です。
■データ
金箱（クッキーの箱）23×17×8cm
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③湯口作成 |
④中子（キール差込スペース）作成 |
⑤鋳造砂準備 |
鋳型を埋めます。
妻の快諾により、台所で実施します。(^^)v
角材２本を金箱の下に敷きキッチンが焦げないように配慮しました。
土は、被せただけでは、スカスカなので、木片の先で軽く固めます。・・・トントン
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⑥鋳型埋め |
鉛を準備します。計画は1.5ｋｇですが、余裕をみて1.6ｋｇ溶かすことにします。
■データ
鉛玉追加購入：１ｋｇ 861円
■累計64191円 |
⑦鉛準備 |
加熱開始です。
鉛蒸気は体に悪いので、換気扇を回します。
鍋は使い古しの塗装用の空き缶で、注ぎ易いようにペンチで、１か所とがらせてあります。
最初は空だきで、塗料を燃やしました。
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⑧鉛投入（加熱開始） |
７分後、鉛が溶け出しました。
局部的に、空き缶が赤くなる（溶け出す）か心配でしたが、問題なしでした。(~_~;) |
⑨鉛溶解（７分後） |
| １０分後、ほぼ溶けた模様です。余裕をみて、５分くらい継続で加熱します。 |
⑩鉛溶解（10分後） |
１５分後、鋳込み
空き缶の取っ手は、クリップと木の端材です。これだけでは熱いので、手袋は必要です。
砂の箱は、思ったほど熱くなりません（素手で箱に触れる程度）でしたが、土の中から、虫が踊って出てきました。・・・・やっぱ熱いでしょう(>_<)。
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⑪鋳込み完（15分後） |
芋掘りです。
２時間ほど、冷ましました。
湯口周辺は、やはり、ひけ（ちじみ）ます。パテで手直しを計画します。
（感想）
紙テープは燃えませんでした。接着剤がとろとろになり、若干茶色になった程度です。木材も燃焼開始温度は400℃位だそうで、鉛は330度で溶けるので、キール含めて鋳込むことができるかも(?_?)・・・歪んだり変色、ガス発生（強度低下）は覚悟で・・。 |
⑫掘出し（芋掘り） |
ホイルをはがします。中子が若干歪んだようで、彫刻刀でバリを含めて整形しました。
重量は1540ｇとなりました。（仮測定） |
⑬ホイル剥がし |
キールと仮合わせ。最終的には、ピンかクサビで固定します。
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 ⑭合わせ |
自作目次
ウェイト塗装にて完了
